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【登山好き】映画 岳レビュー

岳 を鑑賞。

登山が趣味であり、自粛期間があけたら山に登りたい。そんな思いを高めつつ鑑賞しました。

主人公の三歩は(小栗旬)親友を山で亡くしたのをきっかけに、山岳救助ボランティアとして活動している。山岳救助隊(警察)と共に、遭難者の多い冬のアルプスで遭難者の救助に駆けつける。ある日、バクダンと呼ばれる爆弾低気圧が山頂付近に急激に発達し吹雪が発生。多くの遭難者が出る。。。 _
印象的なのは、
『山に入る前に食べててよかった、遭難者を背負える力があってよかった』という三歩の言葉です。
これは一登山者でも言えることですよね。自分を守るための食事が迷惑をかけないことにもなる。

椎名(長澤まさみ)の
『勝手に登って勝手に怪我して迷惑かけて、、、』という登山者に向けた言葉も的を得ていると思います。
ただ、この映画は遭難者にも『山に戻っておいで』といいます。
山岳救助隊がいるから山に戻っておいでと言えるプロフェッショナルも感動です。
救助に行ける喜びを退院みんなで感じている最後のシーンも印象的。

山の魅力は『わからない』と三歩は言っています。
なぜ苦しみながら時には危険を冒してまで山に登るのか正解はわからない。
ただ、みたい景色、吸いたい空気、仲間との喜びは必ずある。