【マダム・イン・ニューヨーク】何歳からでも始められる!
このブログは、本とNetflixが大好きな26歳男性が書いています。
本日見た映画は、インド映画のこちら!
あらすじ
シャシは、二人の子供と夫のために尽くす、ごく普通の主婦。彼女の悩みは、家族の中で自分だけ英語ができないこと。夫や子供たちにからかわれるたびに、傷ついていた。姪の結婚式の手伝いで一人NYへ旅立つも、英語ができず打ちひしがれてしまう。
そんな彼女の目に飛び込んできたのは「4週間で英語が話せる」という英会話学校の広告。
仲間とともに英語を学んでいくうちに、夫に頼るだけの主婦から、ひとりの人間としての自信を取り戻していく。
しかし学校に行っている間に幼い息子がケガを負い、彼女は母親としての自覚や責任感に欠けていた自分を責め、卒業を目前に学校へ通うことを諦めてしまう。
それでも学校の仲間たちは彼女とともに卒業しようと協力をするのだが、卒業試験の日が、姪の結婚式と重なり・・・。
いやー素敵な映画でした。
英語ができないことが理由で家族に笑われ、反抗期の娘に恥ずかしいと言われ、夫からも尊重されない。シェフが料理を作ったらアートだけど、ママがそれを作ってもそれは役割であって、義務という言葉が胸を打つ。
それでも、自分がコンプレックスに思っていた英語が「たった4週間で話せる様になる」という語学スクールの広告を見てからは、彼女の英会話意欲が目覚める。
家族には英会話教室に行っていることを告げずに、それが理由でギクシャクした時もありました。なんで言わんねん、と始めは思ったが、
・どうせママには無理だよと言われるのが怖いから
・笑われると思ったから
・親の責任を放棄したと思われるから
そんなことを考えると、自分のやっていることは隠したくなるかもしれません。
親も人間ですもんね。完璧に見えても完璧ではないのです。
そんなこんなで物語は流れ、最後の英語のスピーチはやってやったぞ!とこちらも拍手を送りたくなる様な名シーンでした。
最後に、自分の状況とマッチしたシーンをPICK UP!!
主人公のシャシがNYの姉の家にて、ひとり部屋で映画DVDを見て、英語の勉強をしているというシーンです。のめり混んで勉強する姿は非常に美しく見えました。私も英語の勉教を独学で続けていますが、のめり込むほど熱中できていなかったと思います。シャシは一つの英単語が理解できないだけで、寝ている姪っ子を起こすほどののめり込みっぷり。「そんなに英語を詰め込まなくてもいいのよ」と諭されても「時間がないの」と貪欲な姿勢は変わらず。それを象徴するのがこのシーンであり、自分もこうなりたいです。
インド映画らしく、急に音楽が流れたりして、ぎくしゃくしたり、なんやねんこのフランス人と思うシーン以外は、終始自分の顔が緩んでいるのがわかりました。面白かった。
映画を何本も最近見ているおかげか、感情に起伏が出てきたかも。いい傾向だ。
また、映画から学ぼう。